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Nicolasですっ♪
疑問に思ったことを検証したり、興味あることをつらつらかいていきます♪
ご意見・ご感想・苦情・苦言などがございましても、その場でグッと飲み込んじゃってください。
どうしても・・・という場合は ・・・・・@・・・・・ まで
(上記の@は半角にしてお送り下さい)

なぁ~んて言いながら、ヘビ好きな方・nicolasとメル友になってやっても良いという方、ヘビーなメール・ライトなメールお待ちしています。

なお、最近『マウスを売ってください』というメールが来ますが、プリップリの活マウスの販売は現在行っていません。(2006年6月の改正動物愛護法の施行によるものです)悪しからずご了承下さい。将来、活マウス屋を開業した暁には大々的に宣伝・販売を行いますので、その時は宜しくお願い致します。

またニコラシステムしゃぶしゃぶ仕上げ(冷凍マウスの解凍法)については、雑誌掲載の事もあるので、ジワジワッと順次書いていきます。

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キタ---

解凍プレート

解凍プレート到着しましたぁ♪まだ実験始めていませんが・・・なにか?

事務所近くの某ショップに行って、ヘビの餌やりだったら解凍シーンを見せようと思ったけど・・・
ショップは別件で忙しく(ツギオミカドヤモリ脱走事件)、それどころではありませんでした。

予想では・・・
ピンクマウスには最適
ファジー以上は???
ウズラ・ヒヨコ・ウサギは不可???

近々実験してみま~す♪

前進あるのみ







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ニコラシステムというのは爬虫類雑誌の元編集長が命名してくれたものです。
ニコラスシステムの真ん中になる『ス』を取っただけです。
元編集長いわく『スとシがくっついていると噛みやすい』という単純な理由からでした。
(『ス・シ・ス』とサ行が3つ重なっているからかも・・・です)

わたくしゴトで恐縮ですが・・・
スシ(寿司)は好きです。サーモンが特に好きです。サーモンだけでも満足です。
話はそれますが、蟹座の方は『エビ好き』です。
その昔、アンケートもとりました。蟹座は99%エビ好きです。蟹よりもエビだそうです。
寿司屋で甘エビを頼むと、シッポの手前にある殻の中の身も残しません。
中華料理店に行くとエビチリは必須。『適当に頼んで!』と言うとエビづくしになります。

え~ニコラシステム、それは冷凍マウスを解凍するためのチョッピリ新しい方法です。
ニコラシステムには、100円ショップで売っている商品を3個使います。
ラットのLLサイズの場合は100円ショップのものでは対応できません。
ウズラはギリギリセーフでしょう。
もちろんウサギは無理です。

タッパ~ではありません。
バケツでもありません。
プラスチック製ではありません。金属製です。

正解は・・・2個の鍋とフタ1個です。全部アルミニウム製です。

この3つで解凍します。
絵心が全くないので、苦戦しています。もう少ししたら絵入りの説明ができるかも・・・


ジャンプ

破裂と細菌繁殖に関する追記です。

常温で解凍するとマウス表面の細菌繁殖が活発になります。
爬虫類の飼育環境は一般的に28℃~34℃ぐらいでしょうか。
このような暖かい環境は細菌繁殖の格好の温度帯です。

一気に温めると破裂しやすいというので、ジワジワ温めようと考えます。
ところが表面が温かくなると断熱効果が働き、かえって内部が解けにくくなります。

熱湯に浸けているのに、内部がなかなか温まらないということを経験した方もいらっしゃるでしょう。
外側が温まった状態で、お湯から取り出したらすぐに冷たくなるということもあるでしょう。
これは内部が温まっていない証拠です。(断熱効果の証拠です)

ジワジワ温めようと、一気に温めようと問題が残る。それが解凍というものです。厄介ですね。

ジワジワと時間をかけて解凍する場合は(たとえ冷蔵庫内であっても)、マウスの体内で凝結している氷の粒が成長してしまうそうです。氷の成長が細胞繊維を破壊してしまうので、栄養価は確実に下がるでしょう。

気体(空気)と液体(例えば水)の熱伝導率(熱の伝わりやすさ)は、どちらが優れていると思います?
つまり
●空気の方が水よりも熱が伝わりやすいと思う人~? → パチパチパチ
●逆に水の方が空気よりも熱が伝わりやすいと思う人~? → パチパチパチパチパチパチ

そうです。水の方が空気よりも熱が伝わりやすいのです。冷凍マウスは常温(爬虫類飼育者の場合は少し高め)で解凍するよりも、氷水に浸けて解凍する方が、内部の氷が成長することなく解凍することができ、細菌の繁殖も抑えられます。

解凍といえば熱湯や温風で温めるということばかり考えていませんか?
氷水に浸けるなんて考えたことも無いでしょう?
でも細胞繊維を破壊せず、細菌を繁殖させず、酸化させない解凍のひとつは・・・
『氷水解凍』だったのです。ワーオ♪

ボールなどピット器官中心で捕食するヘビは冷たいままではダメだし、消化不良を起こす可能性があります。氷水解凍→ビニール湯煎解凍の順で行うことになります。

このやり方なら
●破裂が阻止できる
●ピンクマウスの場合、見た目ドス黒くならない
●細菌が繁殖しにくい
●冷めにくい
●栄養が壊れにくい
●酸化しにくい
などのメリットがあるようです。

あっ、申し遅れましたが・・・氷水解凍はニコラシステムのひとつです
『ひとつ』ということはまだあります。
冷凍・解凍についての情報をみなさんにお伝えした上で、いよいよ本丸ともいうべき『ニコラシステムしゃぶしゃぶ仕上げ』の登場という流れですが・・・

そのうち書きます。乞うご期待♪

やったぁー♪


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昔、通販卸会社の社長から『解凍プレート』の原板をもらったことがありました。
氷を溶かす実験をしましたが、冬でもガチガチの氷が5分で溶けました。

解凍プレートの威力

今でも氷の実験で解凍プレートを販売しているのですね。
解凍プレートは7000~8000円が通常なのですが、廃盤商品を安く売っているサイトを見つけましたので、買ってみることにしました。
↓↓↓ココをクリック(楽天市場で1000円・在庫26個)
★解凍プレート★

1000円なら試してみる価値あり、と判断しました。
実験結果は、当ブログにて発表します。



グダグダと続きです。

~~~~~~~~~~~~

自然解凍で冷凍マウスを解凍する際に気をつけなければならないのが細菌の繁殖です。
表面温度が上昇するにしたがって、細菌はどんどん繁殖するようです。
アダルトマウスを6~8時間かけて自然解凍するという方もいらっしゃいますが、真空パックのような状態でもない限りマウスに大量の細菌が発生するようです。そのマウスをヘビにエサとして食べさせていると想像しただけで、背筋がゾッ・・・
メタハラなどの下に置いておけば、加温と共に紫外線照射されるので、殺菌効果があるかもしれません。

時間をかけて解凍すると、当然細胞繊維は酸化していきます。(腐っていきます)
腐ったマウスをヘビにエサとして食べさせていると想像しただけで、またまた背筋がゾッ・・・
マクドナルドでも15分経ったハンバーガーは酸化が進むので廃棄処分していると聞きます。

冷凍マウスの細胞繊維の中には氷の結晶が存在します。この氷の結晶は解凍のプロセスの中で大きくなってしまうケースが存在するようです。
氷の結晶が細胞線維の中で大きくなると・・・細胞繊維を破壊します。

破裂したピンクマウスは、中身がドロドロになっています。
決してピンクマウスの鮮度が悪いためではなく、
氷の結晶が細胞の線維組織をこわし、本来肉汁として細胞に吸収されるべき水分の行き場所がなくなったためです。この肉汁は旨味成分で、通常ドリップと呼ばれます。ヘビにどれだけ味覚があるかは未検証ですが、旨味成分と言っても栄養成分のかたまりですから、旨味成分が抜けていない方が良いでしょう。

ヤフーオークションなどで探すと『解凍庫』が安く(?)売られています。
この解凍庫は『高圧誘導静電気』をかけながら解凍します。
水が凍る温度(氷点)で解凍するようです。
細菌の繁殖も酸化も抑えられるので、自然解凍より優れています。
ただ難点なのは、冷凍マウス専用冷蔵庫の設置もままならないのに、冷凍マウス専用解凍庫を設置できるかという問題が生じます。設置コストの問題もあります。

解凍プレートを使用する方法もあります。
解凍プレートは銅・銀に次ぐ熱伝導率を誇るアルミニウムを使用しています。
●解凍時間が室温による自然解凍の約半分
●細菌の繁殖も酸化も自然解凍の約半分
●電気代がかからない
●ドリップが少ない
などのメリットがあります。また価格は8000円ぐらいなので、お手頃(?)かもしれません。
ただ、加温するわけではありません。
ピット器官中心のヘビに関しては解凍プレートで解凍した後、さらに湯煎・ドライヤー加熱などの方法が必要になります。

~~~~~~~~~~~~
グダグダと書いてきましたが、マウスの解凍法に関しては佳境を迎えてきました。
いよいよニコラシステムの全貌が明らかに!!(引っ張る・引っ張る)

まっ、そのうち、そのうち・・・

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