ヘビの飼育よりマウスの繁殖を先に始めました。
マウスの繁殖に興味があり、♂１♀５のセットを４０００円で購入しました。（今から考えると、もっと安いものでも充分でした）
手間もかからず、意外と簡単に繁殖できたので、生まれてきた子供は最初はショップに卸していました。
たまたま良質ボールパイソンをリーズナブルな値段で入手したので、活マウスをエサにし始めました。
だからマウスの繁殖については苦労と思ったことがありません。
活マウス・冷凍マウスの、それぞれのメリット・デメリットを調べた事がありますが、栄養面（特にビタミン）では圧倒的に活マウスの方が優れているようです。
ただしベビーサイズのヘビに活マウスを慣れさせる場合は、繁殖計画をしっかり立てておかないと失敗します。
何せピンクマウスは１週間でＳ→Ｌに成長し、２週間でファジー、３週間でホッパーになるわけですから･･･
毎週出産させないと食べさせるマウスが無いという状態になってしまいます。自然の摂理は人間の要求通りには行かないのが常です。
活に慣れてしまったヘビは冷凍を食べないケースが多いようです。
（ブラジルレインボーの♂だけは冷凍マウス・冷凍ウズラ・活マウスの全てに反応します。成長も速いようです。）
活を繁殖させて冷凍することも考えましたが、炭素ガスの問題（安楽死）と冷蔵庫の問題（－８０度）で挫折しました。
家庭用冷蔵庫の冷凍庫は－１５度前後で、ビタミンは急速に劣化するそうです。ちなみに業務用の冷凍庫は－３０度ぐらいだそうです。
冷凍マウスは『まとめ買い』をしないほうが良いかもしれません。

蛇足１：
マウスの社会にも嫉妬や闘争心（場合によっては血で血を洗う）などがあって、観察していて非常に勉強になります。
（特に♀同士の精子獲得をめぐる争いは、すさまじいものがあります）
蛇足２：
今後はウズラの繁殖に挑戦してみたいと思っています。転卵装置付きの孵卵器の購入を真剣に考えています。ウズラでボールパイソンを育てると、引き締まった筋肉質になるようです。