『アルビノ種を繁殖させたい』
貧乏人の憧れを現実にするにはヘテロしかない。
２種類のヘビで計画進行中です。

アルビノの子供を得るためにはヘテロの存在が重要だそうです。
アルビノ×アルビノは、
　●かかりにくい
　●ハッチしにくい
といった問題点があるようです。

なので・・・
お金持ちの間でもアルビノ×ヘテロが一般常識になってきているようですね。
ちなみに貧乏人の間ではヘテロ×ヘテロが一般常識ですが・・・なにか？

かけ方によってアルビノの出てくる確率が異なりますよね。

まずアルビノ×ヘテロの場合

		アルビノ♀
		アルビノ	アルビノ
ヘ テ ロ ♂	アルビノ	アルビノ	アルビノ
	ノーマル	ヘテロ	ヘテロ

アルビノ因子×アルビノ因子でアルビノが産まれてくるので、理論的には５０％がアルビノになりますね。

次にヘテロ×ヘテロの場合

		ヘテロ♀
		アルビノ	ノーマル
ヘ テ ロ ♂	アルビノ	アルビノ	ヘテロ
	ノーマル	ヘテロ	ノーマル

ヘテロ×ヘテロの場合は赤の部分が４分の１なので、アルビノが産まれてくる確率は２５％ですね。ヘテロとノーマルは見た目（表現形）は変わりません。全体の４分の３、すなわち７５％はノーマルに見えます。この見た目ノーマルのうちの３分の２、すなわち６６％がヘテロなので、６６％ポッシブルヘテロと呼ぶようです。『ノーマルに見えるかもしれないけど３分の１はたぶんヘテロだよ～』という意味ですね。
『７５％ポッシブル』ではなく『６６％ポッシブル』というところがミソ。

アルビノ×ヘテロをかけた場合に出てくるヘテロ（見た目はノーマル）は絶対的にヘテロなので、『１００％ヘテロ』と呼ばれますね。
ヘテロは見た目にはノーマルなので、１００％ヘテロと明記されている場合は、誰かがアルビノ×ヘテロに挑戦して産まれてきたＣＢ（キャプティブ・ブリード）か、アルビノ×ノーマルで産まれてきたＣＢでしかありえません。
当たり前ですが『１００％ヘテロアルビノ・ＷＣ（ワイルド個体）』はありえないのです。見分けつきませんから・・・

ここで貧乏人にとって困るのが、６６％ポッシブルヘテロの扱いです。
もしかしたら宝の山かもしれない。だから大事に取っておきたい。
でもヘテロかどうか確認するにはアルビノと交配させてみなければわからない。

もしノーマルだった場合、

		ノーマル♀
		ノーマル	ノーマル
ア ル ビ ノ ♂	アルビノ	ヘテロ	ヘテロ
	アルビノ	ヘテロ	ヘテロ

すべてヘテロが産まれてくることになります。（見た目はノーマルですけどね）
１００％ヘテロが産まれてくることは良いことです。

もしヘテロだった場合、
上記の通り（上～の方）半分はアルビノ、半分はヘテロが産まれてきます。
これはとってもラッキ～♪

これらのことが判明するまでに時間がかかり、必要なエサの量も半端じゃないことになります。
『先で宝の山になるかもしれない』という貧乏人根性が、より貧乏になる構図が浮き彫りになってきます。
お金持ちの家はモノが少なくスッキリしていて、貧乏人は使うか使わないかわからないモノであふれているのです。

お金持ちバージョンの　アルビノ×ヘテロ　であればロスが少なくなります。
お金持ちは　よりお金持ちに♪貧乏人は　より貧乏人に♪

どこかで発想の転換が必要になりますね。

あれっ？遺伝学が金持ち学に転換している・・・